どうして、引きこもり、登校拒否は起こるのだろうか?
引きこもりや登校拒否は、現在における実に深刻な社会問題です。
どうして、引きこもりや登校拒否は起きてしまうのでしょうか?
私は、様々なケースを実際に見てきて、
はっきりと言えることは、
例外なく、それらの人(引きこもりや登校拒否の人)には、
内面の愛が不足しているということが言えます。
しかし、たいていの場合、
その引きこもりや登校拒否の子供の親というのは、
子供のことを心から愛しているとは思います。
子供のことを溺愛しているとは思います。
けれども、子供を愛すること、溺愛することと、
愛を与えることとは、
全く別で、全く異なることなのです。
愛を惜しみなく与えてあげるならば、引きこもりも登校拒否も、
自然と解決されていくはずだと思うのですが、
でも、なかなか、どの親も、
子供に愛を与えてあげるということができてはいないのです。
愛を与えるとは、何かを買ってあげることでは、もちろんありません。
愛を与えるとは、おいしいものを腹一杯食べさせることでは、もちろんありません。
愛を与えるとは、どこかに連れて行ってあげることでは、もちろんありません。
愛を与えることは、多くの親達にとっては、物凄く難しいことであるのです。
子供を上手に育てていくコツというのは、
愛を与えて、与えて、与えて、
そして、厳しく、厳しく、厳しく
育てていくならば、
理想的な人間へと成長していくのです。
しかし、引きこもりや登校拒否の子供を持つ親はというと、
子供に対して、全く厳しくはありません。
子供に対しては、非常に甘いです。
子供に対して甘いイコール愛ではないのです。
本当の意味での愛を与えることができるのならば、
子供に対しては、いくらでも厳しくできるのです。
本物の愛を受けて育った子供というのは、
どんなに厳しくしたとしても、決して、へこたれることなく、
必ず、ついてくるのです。
私が、遠隔で、
写真1枚で、引きこもり、登校拒否を治すと言っているのは、
実は、ただ単に、愛を与えるということ。
あなたがた、親が、
いくら頑張っても与えることのできない
本物の愛を与えてあげるということなのです。
この世の中には、
引きこもり、登校拒否のカウンセリングを行っている方々、
それから、寮を完備して、就労支援、職業訓練等を行い、
引きこもり、登校拒否に取り組まれている業者の方々、
それから、精神神経科、心療内科のお医者さん等々、様々な人達がいて、
私は、それらの人達のことは、否定は致しません。
しかし、けれども、
それらの人達の中で、
引きこもりや登校拒否で苦しんでいる人達に、
本当の、本物の愛を与えてあげることのできる人間が、
一体、何人いるというのでしょうか?
私は、引きこもりや登校拒否で苦しまれている人達が、
1番、最も欲しがっている「愛」というものを、
無制限に、
いくらでも、
欲しいだけ、
与えてあげることができる人間なのです。
合 掌
ジョージ・アーナンダ・クリシュナ
George Ananda krishna