何事も、丁寧に行いなさい




何事も、丁寧に行いなさい。
丁寧に生きなさい。
丁寧に生きることが、悟りへの道です。
そして、丁寧に生きることが、幸福への道でもあるのです。

雑で、粗暴で、乱暴な人間は、人生において、
一時は、良い時期があるのですが、
しかし、その幸福な時は、決して、長続きはしないものです。
幸福を長続きさせるためには、穏やかで丁寧な生き方を心がけるべきです。

至高のお方がお造りになられたこの世界は、
何事も複雑で、難解で、面倒で、厄介に出来ています。
あなたがたの人生においても、
様々な面倒なことや厄介なことがたくさんあることでしょう。
しかし、その面倒なことや厄介なことを、
「面倒だ」と考えてしまうと、それは、余計に面倒なことになってくるのです。
面倒なことや、厄介なことや、自分が苦手なことなどは、
より一層、時間をかけて、丁寧に行っていってください。
面倒なことを「面倒だ」ではなくて、
より時間をかけて、丁寧に行っていくならば、
それは段々と、面倒なことではなくなっていくのです。
自分が苦手なことや自分が嫌いなことも、
より一層時間をかけて、丁寧に行っていくならば、あなたは、
人生において、苦手なことや嫌いなことなど一つもなくなっていくことでしょう。
丁寧に生きることが、幸福への道なのです。

全ての人間誰の心の中にも、必ず、野獣が住んでいるのです。
野獣というものは、名前を変えれば、悪魔と呼んでもいいと思います。
人間の心の中に住んでいるこの野獣は、
怠惰で、遊び好きで、享楽的で、刹那的で、強欲で、嫉妬深い性質を持っています。
しかし、全ての人間の心の中には、
必ず、神(至高のお方)が住んでいるというのも事実です。
自分の内面の野獣をおとなしくさせて、
自分の内面の神を活かしていくことが、
悟りへの道であるのです。
自分の内面の野獣をおとなしくさせるための最もいい方法が、
丁寧に生きるということです。
自分の内面の野獣を暴れさせてはいけません。
自分の内面の野獣を、おとなしい飼い犬に育て上げることができる方法が、
この丁寧に生きるということなのです。

真面目に、丁寧に、生きなさい。
真面目に、丁寧に、生きることが、
幸福への道であり、悟りへの道でもあるのですから。

何事も、丁寧に行いなさい。
丁寧に生きなさい。


※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。




合   掌














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