絶対幸福への道




私が説く教えは、絶対幸福への道であります。

けれども、世間の占い師や霊能者や宗教家は、たいていの人達は皆、
相対的な幸福、相対幸福を教えているのです。
それから、学校の先生や会社の上司や親なども、たいていの人達は皆、
相対幸福を教えているのです。

相対幸福とは、世の中の物事を良いものと悪いものとに、はっきりと分けて、
そして、良いものだけの人生を歩きなさいというのが、相対幸福の教えです。
例えば、悪いものとしては、病気、肉体的障害、事故、怪我、貧乏、借金、争い、孤独などが挙げられます。
しかし、絶対幸福では、全ては、神(至高のお方)からのありがたいプレゼントであると教えるのです。
世の中のほとんどの人達は、絶対幸福を目指さないで、
相対幸福を目指して、毎日、血眼になって、頑張っております。
けれども、相対幸福というものは、もろいもので、
ちょっとしたことから、もろく崩れ去っていくものなのです。
良くある例では、「人生50年、60年と、相対幸福を目指して歩いてきて、
子供も、一流大学を出て、一流企業に就職したし、
自分も、もう少しで定年を迎えて、第2の人生を歩こうとしていた矢先に、
会社の健康診断で、癌であることがわかって、
それも末期癌で、余命いくばくもないと宣告された。」
彼は、長年、相対幸福を追い求めて生きてきて、
そして、それが、完全に達成されると思っていた矢先に、
癌という病気のためだけに、彼は、幸福ではなくなってしまったのです。
癌という病気のためだけに、彼は、不幸の奈落の底へ落ちてしまったのです。

相対幸福は、いくら突き詰めて、それを追求をしていったとしても、
それには絶対的な安定性がなくて、もろくて壊れやすいものなのです。
しかし、絶対幸福というものは、抜群の安定感があって、
1度、絶対幸福の道を歩き始めたならば、
たとえ、どのようなことがあったとしても、
その人は、ずっと幸福のままでいることができるのです。
絶対幸福の人間は、癌という病気も、そして、自分の余命すらも、
全ては、神からのプレゼントであると、心から感謝をすることができるのです。


絶対幸福を説明する際に、最もわかりやすいのが、
お天気、天候です。
相対幸福というものは、言うなれば、晴れの天気だけを喜び、
晴れの天気だけを追い求めるようなものです。
毎日、晴ればかりの天気ならいいのですが、
しかし、晴れの日ばかり続いたならば、水不足などの深刻な事態が、
待ち受けているのです。
晴れも、曇りも、雨も、雪も、霧も、台風も、
全ては、神(至高のお方)からのありがたいプレゼントなのです。
神は、私達が水不足に陥らないようにと、愛情を込めて、
雨を降らしているにも関わらず、世の中の大多数の人達は、
その神の愛のプレゼントに対して、不平不満をこぼすのです。
神に対する不平不満は、最もいけないことです。
晴れの日だけは、とても幸せで、曇りや雨の日は、憂鬱であるという人は、
一生、本当の意味での幸福にはなれないことでしょう。
確かに、晴れ渡った青空を見ると、人は、幸せを感じるものです。
しかし、曇りや雨の日にも、神の大いなる愛を感じ取って、
そして、それを、神に感謝を捧げることができるようになれば、
人生は、より一層充実をした、幸福なものになることでしょう。


それから、運がいいとか、運が悪いとか、
そういったことを、相対幸福では言います。
しかし、絶対幸福には、運がいいも、運が悪いも、全くないのです。
『運がいいも、運が悪いも、ない』
これは、真理です。
運が悪いと思えるような時は、神(至高のお方)が、私に、
特別に試練をお与えになられていると思えばいいのです。
そして、その神がお与えになられた試練を克服するように、
努力をしていけばいいのです。
例えば、逆に考えたとしたならば、いつでも、運がいいばかりで、
全く苦労を味わうことがなく、人生を歩いてきたとしたならば、
恐らく、その人は、人生において学ぶべき重要なことを学んではいない人間ということになるのです。
恐らく、その人は、人間的な成熟さや深みに欠けた人間であると言えるでしょう。
ですから、人間の成長のためには、運が悪いと思えるような時期が、
必ず、必要だということになるのです。
つまり、運が悪いことも、神様からの暖かいプレゼントだということになるのです。
もちろん、運がいいことも、神様からの暖かいプレゼントであるのです。
運がいいも、運が悪いも、ない。
運がいいのも、運が悪いのも、全ては、神様から、私達への愛に満ちたプレゼントなのです。
神様は、私達を成長させるために、いつでも、上手にバランス良く、
好運と不運とを、分け与えてくださっているのですから。
ですから、ついている時も、ついていない時も、
神に、心からの感謝を捧げるべきなのです。


それから、よく占い師の人が、
「この方角はいい」「この方角は悪い」とか、
「この時期はいい」「この時期は悪い」とか、言います。
これも、典型的な、相対幸福のやり方です。
どの方角がいいとか悪いとか、そういったことに頭を働かせるよりも、
もっと別のことに頭を働かせた方が、ずっと能率が上がると思います。
私の場合は、神の悟りを開き、完全に、神にサレンダーをしておりますので、
神が行けとおっしゃられたならば、どの方角でも、どの時期にでも、
私は、動きます。
私が行うことは、全て神の意志であって、
神の意向に、常に、100%沿っているのです。
私は、神の意志が手に取るようにわかるのです。
真の神(至高のお方)の意志は、ありとあらゆる占いよりも、偉大なものです。

神の意志がおわかりにならないという方々も、全く心配は要りません。
私が書いたアイアラシの法則を、最初から最後まで、きちんと読んで、
そして、それを実践していくならば、
誰でも、神の意志は、手に取るようにわかってくるものですから。


2004年1月12日、私は、神の悟りを開きました。
そして、それと同時に、私は、この絶対幸福の悟りを開いたのです。
しかし、私は、悟りを開く前日までは、このようなことは全く考えたこともありませんでした。
今回のこの絶対幸福の教えが、私の悟りの原点であり、
私の教えの根本であるのです。

良いものも悪いものも、全ては、神から私達への、暖かい愛情に満ちたプレゼントなのです。

神からのプレゼントは、全て受け入れなさい。
そして、神に、感謝を捧げなさい。


※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。




合   掌














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