利他的な生き方
この世の中で、
利他的な生き方が、最も、幸せな生き方で、
利己的な生き方が、最も、不幸せな生き方なのです。
幸せであるというのは、完全に、自己満足の感情であって、
他人から評価されるべきものでは、全くないのです。
例えば、誰かが、「あなたは絶対に不幸だ。幸せであるはずがない。」と言ったとしても、
自分自身が、幸せであると感じたとしたならば、
その人は、幸せだということになるのです。
自分の心が、幸せであると感じたならば、
その人は、幸せだということなのです。
つまりは、人間が、幸せか不幸せかを感じることができるのは、
自分自身の心のみだということなのです。
自分の心が、自分自身の心が、
喜ぶことを行うことが、
幸せな生き方なのです。
利己的な行動、利己的な生き方をしていたとしても、
自分自身の心は、全く喜ばないのです。
利己的な行動、利己的な生き方は、
あなたのエゴや欲や損得勘定は、満足させてくれるかも知れません。
でも、心は、
でも、あなたの心は、全く満足しないで、
欲求不満になって、荒んでいくのです。
利己的な行動、利己的な生き方をしていったとしたならば、
人間の心は、ドンドンと荒んでいって、
そして、段々と、精神を病むようになっていくのです。
人間の心(ハート)というものは、
たいてい、利己的ではなくて、
利他的で、人のためになりたい、
他者のためになりたいと思っていて、
そして、利他的に生きることによって、
真の喜びを感じるものなのです。
人間として生まれてきたからには、皆、
魂があまり高くない人であっても、
悪人と呼ばれるような人であったとしても、
たいてい、その心は、
利他的に生きることによって、喜びを感じ、
利己的に生きることによって、悲しみを感じるものなのです。
人間の心(ハート)というものは、
そういうふうに出来ているものなのです。
つまり、人間が幸せに生きていくためには、
自分の心が悲しむ生き方(利己的な生き方)ではなくて、
自分の心が喜ぶ生き方(利他的な生き方)をしていくべきだということなのです。
現在は、不景気な世の中で、世知辛い世の中ですが、
しかし、この世知辛い世の中にあっても、
ボランティア活動を行いたい、
あるいは、実際に、ボランティア活動を行っている人間というのは、
この世の中に、ごまんと存在しているのですから。
恐らくは、利己主義者達には、ボランティア活動を行っている人達の気持ちは、
到底理解出来ないことと思います。
でも、ボランティア活動を行っている人達は、
人々に無償の奉仕をすることによって、
大いなる心の喜びを、感じているのです。
さらに言わせて頂くならば、
自分を犠牲にして、神(至高のお方)のために、
人々のために、尽くして、生きていくことが、
最も、幸福な生き方なのです。
自分を犠牲にして尽くすことの心の喜びは、
何物にも代え難い大きな喜びがあるのですから。
※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。
合 掌
精神疾患の原因は、利己的な生き方にある
うつ病、神経症、統合失調症等々、
この世の中には、様々な精神的な病気を患われている方達がいらっしゃいますが、
それらの人達の病気の根本的な原因となっているのは、
実は、その人達自身の利己的な生き方にあるのです。
(もちろん、100%全てのケースに当てはまるわけではありませんが、
しかし、ほとんどのケースにおいて、これは当てはまるのです。)
実際、私は、「クリシュナが浄霊を施します」において、
今まで、何人もの精神疾患の患者さんを扱ってきたのですが、
その精神疾患の患者さんの大多数の方達は、皆、
利己主義者で、利己的な生き方をしてきている方々ばかりでした。
私の経験から言ったならば、精神疾患というものは、
うつ病、神経症、統合失調症等、病気の種類に関わらず、
利己的な生き方、
自分の心が喜ばない生き方、
自分の心が悲しむような生き方の積み重ねが、
主な原因なのです。
精神的な病気に冒されている人達は、
心が喜ばない生き方を続けてきたがために、
心が、悲鳴をあげてしまっているのです。
心が悲しむような生き方を続けてきたがために、
心が、悲鳴をあげてしまっているのです。
つまりは、自分の心が喜ばない生き方(利己的な生き方)を改めて、
自分の心が喜ぶ生き方(利他的な生き方)に変えていったならば、
その病気は、いとも簡単に治るということなのです。
これは、精神医学の世界においては、
誰1人として、このようなことを言う人はいないと思いますが、
しかし、これは、この私が、発見をした事実、真実であるのです。
精神疾患というものは、心の病なのですから、
自分の心が喜ばない生き方をしていくことは、
その患者さんにとって、毒なのです。
しかし、精神疾患の患者さんは、自分の具合が悪くなっていけばいくほどに、
余計に、利己的な生き方になっていってしまって、
それで、余計に、具合が悪くなっていってしまうといった
悪循環に陥ってしまっているのです。
そして、これは、私の実体験から言えることでもあるのです。
私は、それらの人達とは違って、
精神神経科の病院を訪れて、精神疾患であるという診断を受けたことはありませんでしたが、
しかし、確実に、若い頃の私は、精神を病んでいたことは、確かです。
そして、その頃の私も、全くの利己主義者で、利己的な生き方をしておりましたから。
利己的に生きれば生きるほどに、自分の精神状態が悪くなっていっているということは、
自分でも、十分、わかっていましたから。
しかし、その頃の私は、利他的に生きていくような勇気は持ってはいなかったのです。
勇気を出して、利他的に、生きていってください。
利他的に生きていくためには、ほんの少しだけ、勇気が必要です。
もちろん、利他的な生き方、利他的な行動を行ったとしても、
すぐに、その効果が現れるわけではありません。
やはり、効果が現れてくるまでには、ある程度の時間は、必要です。
しかし、利他的に生きたからといって、すぐに効果が出るわけではありませんが、
でも、利他的な生き方をしていたならば、
あなたの病気は、決して、悪くはなってはいかないのです。
いや目に見えるほどではありませんが、効果が実感できるほどではありませんが、
ほんの少しだけでも、良くはなっていっているのですから。
自分のことを犠牲にして、
神(至高のお方)のために、
人々のために、
尽くすような生活を送っていかれてください。
そして、以前、私は、
幸せとは、自己愛に満ちていることと説きましたが、
神のために、人々のために、一生懸命に尽くしている自分自身のことを、
心から愛してみてください。
自分のことを犠牲にして、
神(至高のお方)のために、
人々のために、
一生懸命に尽くす生活を送り、
そして、その尽くしている自分のことを、
心から愛することが、
この世で、最たる、究極的な幸福だと言えるのです。
※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。
合 掌