人生の苦しみと我(エゴ)の強さは、ほぼ正比例する




私は、今までに、「不幸、苦しみの原因は、人間の怒りにある」。
それから、「物事がうまくいかないのは、愛の不足、愛の欠如による」。
それから、「苦しみは、神様(至高のお方)からのプレゼント」。
と様々な角度から、それぞれ異なった真理を示してきましたが、
ここで、私は、また全く別の角度から見た新たなる真理を、
あなたがたに、示したいと思います。

「人生の苦しみとその人の我(エゴ)の強さ、量は、ほぼ正比例する。」
これも、また一つの絶対的な真理なのです。


例えば、今、あなたが、人生が苦しいと感じているのならば、
あなたのエゴは、間違いなく、強く、大きくなっているはずです。
これは、絶対的な法則のために、
これには、例外は、一切ないのです。
ですから、苦しくなく、人生を過ごしていくためには、
自分のエゴを減らして、少なくして、弱くしていけばいいということなのです。

しかし、エゴが強い人間に限って、
自分がエゴが強いということに、ほとんど全く気が付いていないのです。
こういった場合は、周りの人間が、
「あなたは、我が強いから、我を抑えるように」
といくら言ったとしても、全く効果はないのです。
エゴが強い人間が、自分がエゴが強いということをわかるためには、
自分自身で、そのことに気が付いて、
自分自身で、そのことを悟らなければいけないのです。


そして、エゴを少なくしていくために最も有効なものは、愛です。
愛があれば、
心の中に、愛が溢れていたならば、
エゴは、本当に、小さく、少なく、弱くなっていくのです。
しかし、自分の力だけで、自分の内面の愛を増やしていくというのは、
非常に難しいことです。

幼少の頃から、愛を十分に受けて育ってきた人間のエゴは、
非常に、少なくて、弱いです。
ですから、幼少の頃から、愛を十分に受けて育ってきた人間は、
生涯を通じて、幸せに恵まれた人生を歩く人が、多いです。
逆に、愛をほとんど受けないで、育ってきた人間のエゴは、
極度に、肥大をして、とても強いです。
ですから、幼少の頃から、愛をほとんど受けないで育ってきた人間は、
不幸で、苦しい、悲惨な人生を歩く人が、多いです。


実は、今まで書いてきたことは、
ほとんど、私の実体験からのものなのです。
私は、親からも、周りの人達からも、
ほとんど愛を受けないで育ってきました。
そして、そのせいで、
昔の私は、本当に、エゴイストでした。
しかし、その頃の私は、
自分では、その自分のエゴの強さに、
全く、これっぽちも、気が付いてはいなかったのです。
そして、本当に、不幸で、苦しくて、悲惨な
人生を歩いてきたのです。
しかし、私は、21歳の時に、
スリ・チンモイ師のトランセンデンタル・ピクチャーと出会って、
そして、20年かけて、その写真から、
自由自在に、溢れんばかりに、
神(至高のお方)の愛を、引き出すことができるようになったのです。
その神の愛を、多くの人々にも、分け与えてあげれるくらいに。
ですから、幼少の頃から、ほとんど愛情を受けないで育ってきた人間でも
希望はあるということです。


それから、どうして、エゴが強くなると、
人生が苦しくなってくるのかと言ったならば、
それは、エゴが強くなれば、
その人は、神(至高のお方)から、遠く離れてしまうからなのです。
神(至高のお方)を信仰する、信仰しないというのは別にして、
幸せな人生を歩いている人間というのは、大部分の人達は、
神から、そう遠くは、離れてはいないのです。
それは、その人達が、強烈なエゴを持ってはいないからなのです。
不幸な人生を歩く人間というのは、間違いなくエゴイストで、
神(至高のお方)から、遠く、かけ離れてしまっている人達なのです。



恵まれた境遇の人間と
そうではない恵まれない境遇の人間が、
この世の中に、存在しているのは事実ですが、
しかし、人生が苦しいか苦しくないか、
あるいは、幸せであるか幸せでないのかというのは、
その境遇とは、実は、全く、関係はないのです。
全く、恵まれてはいない境遇の人間でも、
幸せな人は、大勢存在していますし、
人が羨むような恵まれた境遇の人間でも、
不幸な人は、大勢存在をしているのです。
エゴが強ければ、人生は、辛くて苦しいものになるのです。
エゴが少なければ、人生は、楽しくて喜びに満ちたものになるのです。



そして、更に付け加えて言うならば、
エゴが少なくて、謙虚で、
そして、知恵深くあれば、
人生は、自由自在に、面白いように、
うまく運んでいくようになるのです。

子供は、エゴが少ないです。
だから、子供というものは、皆たいてい、幸せです。
しかし、子供は、知恵がありませんから、
自分の力だけで、1人だけで、
生きていくことはできないのです。
親やその他の大人の世話になって、
そして、その大人達の知恵に頼ってしか、
子供は、生きていくことはできないのです。


エゴを、極力少なくして、
そして、知恵深くなったならば、
人間は、本当に、幸せな人生を、
送ることができるようになるのです。


※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。




合   掌














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