悟りへの道
悟りというものは、何も特別なことではございません。
誰でも、人生において、悟りを開いてきているのです。
例えば、あなたが生まれたての赤ん坊の頃、
立つことも、話しをすることもできませんでしたよね。
しかし、あなたは少しの時間の間に、
立って歩けるようになり、
言葉もしゃべれるようになりました。
これらも、悟りのひとつです。
人間は、常に悟りを開きながら、成長をしてきているのです。
人間は、常に悟りを開きながら、進化を遂げてきているのです。
そして、その究極にあるものが、神の悟りであるというふうに考えてください。
私が語った言葉は、全て、
悟りに結びついています。
不要なものなど、ひとつもありません。
私が語った、このアイアラシの法則は、
私の悟りそのものなのです。
このアイアラシの法則を読んで、
感じて、
考えて、
理解して、
そして、実践するだけで、
神の悟りが開けてしまうのです。
難行、苦行は一切必要ありません。
ただ一遍に、アイアラシの法則を実践してしまおうとは、
決して思わないでください。
どんな物事でも。
一歩一歩、
徐々に、
着実に、
行っていかなければならないのです。
重要なことは、
毎日規則正しく、
ひとつひとつ、
確実に、
おぼえていくことなのです。
「千里の道も一歩から」
「学問に王道なし」
「ローマは一日にしてならず」
です。
そして、悟りへの道において最も重要なことは、
誠実さです。
何事も、誠実に行いなさい。
誠実に、神に祈りなさい。
誠実に、努力しなさい。
誠実さは、あなたに集中力をもたらしてくれます。
誠実さは、あなたを悟りへといち早く近づけてくれる
とても良い友達なのです。
あなたも、誠実に一生懸命に、悟りへの道を歩んでください。
それでは、健闘をお祈りします。
悟りを開くための五戒
それでは、神の悟りを開くために、
絶対に守らなければいけない5つの戒め(五戒)を、
ここに述べたいと思います。
@酒を飲まない。
Aタバコを吸わない。
B肉、魚を食べない。
C法律、社会的ルールを遵守する。
DSEXやオナニーをしない。
この五戒を完全に守るだけでも、神様にグンと近付くことができます。
この五戒は、神の悟りを開くために、最低限、守らなければならない事柄です。
この五戒の中の1つでも破ったならば、絶対に悟りを開くことはできません。
悟りの分類
悟りは、
サヴィカルパ・サマディー、
ニルヴィカルパ・サマディー、
サハジャ・サマディー
の3つに分類されます。
サヴィカルパ・サマディーは、一時的な、一過性の悟りで、永続性がありません。
ですから、サヴィカルパ・サマディーを達した人のことを、悟ったとは言いません。
サヴィカルパ・サマディーは、悟りとは言えないのです。
ニルヴィカルパ・サマディーは、オーソドックスな悟りであるといえます。
ニルヴィカルパ・サマディーは、サヴィカルパ・サマディーと違って、
永続性がある素晴らしい悟りです。
仏陀、マハーヴィーラ、
スワミ・シバナンダ、スリ・オーロビンドといった人達は、
このニルヴィカルパ・サマディーを開いているのです。
サハジャ・サマディーはニルヴィカルパ・サマディーよりも、
さらに上の最高段階の悟りです。
厳密に言えば、神の悟りと呼べるのは、このサハジャ・サマディーだけなのです。
サハジャ・サマディーの悟りは、
神からの特別な恩寵があった、選ばれた人間にしか開くことはできないのです。
サハジャ・サマディーを達成した人間は、歴史的にみても、本当にごく少数です。
ババジとスリ・チンモイと私、ジョージ・アーナンダ・クリシュナは、
サハジャ・サマディーを達成しています。
サヴィカルパ・サマディー
ニルヴィカルパ・サマディー
サハジャ・サマディー
日本人の宗教家の方で、よく「自分は悟りを開いた」とおっしゃられる方がいます。
けれども、「悟りを開いた」と公言した日本人の宗教家の中で、
本当の悟りを開いた人間を、私は今まで1度も見たことがありません。
私が見たところ、彼らは皆、サヴィカルパ・サマディーまでは開いているみたいです。
そして、そのサヴィカルパ・サマディーを、
悟りを開いたものと勘違いをなさっている場合が、ほとんどのようです。
(但し、大川隆法は除く。大川隆法は、そのサヴィカルパ・サマディーすら開いてはいないのです。)
しかし、インドという土地は、唯一、昔から特別に至高のお方が、
悟りというものを、人類にお教えになられた土地です。
実際、仏陀、マハーヴィーラ、スワミ・シバナンダ、
スリ・オーロビンド、スリ・チンモイ、ババジといった悟りを開いた人達は、
皆、インド人でした。
インド人でも、本当の悟りを開いた人間というのは、ごく少数ですが、
でも、インドには、確実に悟りというものが、至高のお方から伝えられてきたのです。
しかし、神の選民と言われたユダヤ人には、悟りは教えられませんでした。
しかし、今、日本人に、
ジョージ・アーナンダ・クリシュナを通して、
神の悟りが、
伝えられるのです。
※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。
合 掌