お金がある
人は、暗示にかかりやすいのです。
ですから、いつでもお金がなくて困っている人は、
「自分は、貧乏だ」「自分は、貧しい」「お金がない」と言って、
或いは、自分の心の中で、そのように思って、
いつでも、自分で自分に、悪い暗示をかけてしまっているから、
余計にお金に困るようになってしまうのです。
今度からは、「貧乏だ」とか「貧しい」とか「お金がない」
などの否定的な言葉を使うことはやめるようにしましょう。
今度からは、「自分は、豊かだ」「自分は、富んでいる」
などの肯定的な言葉を使うようにしましょう。
そして、1番問題がある言葉は、「お金がない」という言葉です。
なぜ、問題があるのかと言ったならば、
ほとんど全ての人にとって、この言葉は真実の言葉ではないからです。
どうして、真実の言葉ではないのかと言ったならば、
ほとんど全ての人は、「お金がある」からです。
「だって、私は、本当にお金がないんですよ」
と言われる方も、大勢いらっしゃることと思いますが。
しかし、あなたがたは、本当は「お金がある」のです。
あなたがたは、日本語の正しい意味を理解していないだけです。
「お金がない」という言葉の本当の意味は、
お金を1円も持っていないということです。
お金を1円だけでも持っているならば、
あなたは、「お金がない」とは言えないのです。
あなたがたは、実は、「お金がない」のではなくて「お金がある」
つまり「お金持ち」だということになるのです。
正しい日本語の意味からいけば、
あなたがたは皆、お金持ちだということになります。
これが、本物のプラス思考というものです。
そして、これが正しい宇宙の法則なのです。
あなたがたは皆、「お金がある」のです。
あなたがたは皆、実は、お金持ちだったのです。
ですから、いつでも「自分は、お金がある。」
と自己暗示をかけるようにしてください。
自己暗示をかける有効な方法は、「書く、読む、聞く」です。
ノートを1冊用意して、
「自分は、お金がある。
自分は、お金がある。
なんて、自分は、お金があるのだろう。」
と書いて、そして、それを声に出して読んでください。
毎日、これを実行してください。
自己暗示の効果に関しては、「書く、読む」だけで、
十分な効果が、必ず得られるはずです。
そして、さらに欲張りな方は、
自分の家族や親しい友人などにお願いをして、
「あなたは、お金がある。
あなたは、お金がある。
なんて、あなたは、お金があるのだろう。」
と言ってもらって、そして、それをMDかカセットテープに録音をして、
そして、その録音をしたMDやカセットテープを、
毎日聞くようにしてください。
それから、一切の否定的な言葉を使わないということが重要です。
例えば、自分の財布の中身が、1000円の場合、
たいていの人達は、「たった1000円しかない」と言います。
しかし、本当のことを言ったならば、
「1000円しかない」のではなくて、
「1000円もある」のです。
それは、どうしてかと説明をしますと、
1円でもあったならば、全ての人は「お金持ち」であるわけですから、
1000円と言ったならば、その1円の1000倍のお金です。
1000円と言ったら、1円玉が、何と1000枚です。
たいていの人達は、1000円といったならば、
1000円札1枚か、500円玉2枚か、100円玉10枚としか考えませんが、
1000円を1円玉で考えたならば、実に、1000枚です。
1000円は、1円玉1000枚。
1000円も、考えようによっては、大金ということになるのです。
「1000円しかない」ではなくて、「1000円もある」です。
「100円しかない」ではなくて、「100円もある」です。
「10円しかない」ではなくて、「10円もある」です。
本当に、「しかない」という言葉を使うことができるとしたならば、
「1円しかない」時だけです。
あなたの財布の中に、1000円もあったならば、
その1000円もあることを、至高のお方に、感謝を捧げてください。
あなたの財布の中に、100円もあったならば、
その100円もあることを、至高のお方に、感謝を捧げてください。
あなたの財布の中に、10円もあったならば、
その10円もあることを、至高のお方に、感謝を捧げてください。
あなたの財布の中に、1円しかない時でも、
その1円だけあることを、至高のお方に、感謝を捧げてください。
昔から、「金は天下の回り物」と言いますが、
正しくは、「金は、至高のお方からの回り物」なのです。
ですから、至高のお方に感謝を捧げることが、最も重要なのです。
至高のお方に感謝を捧げることが、最も大切なのです。
※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。
悪とは何でしょうか?
罪とは何でしょうか?
悪とは、怒ることであり、
罪とは、怒ることであります。
そして、怒りは、人間の幸せを粉々に破壊してしまうものです。
そして、怒りは、人に貧しさを与えるものです。
ですから、お金が欲しい人は、絶対に、怒らないことです。
世の中には、ほとんど怒らない人達も大勢おりますが、
そういった人達は皆、あくせくしなくても、
お金は、自然と自分に必要なだけ入ってくるのです。
怒らない人達が皆、大金持ちというわけではありませんが、
しかし、お金に不自由をするようなことは、決してないのです。
お金に苦労をするようなことは、決してないのです。
いつでも、あくせく働いて、お金に苦労をしている人達は、
皆、怒りっぽい短気な人達ばかりです。
そういった人達も、一切怒ることをやめたとしたならば、
自然とお金が入ってくるように、必ずなりますから。
「怒ることは、損なこと」であると胆に命じるべきです。
それから、お金があまりない人に対して、
「貧乏」であるとか「貧しい」などという言葉を、
絶対に使ってはいけません。
もし、あなたが、人に対して、そのような言葉を使ったとしたならば、
その言葉は、めぐりめぐって、やがては、あなたのところに返ってきて、
あなたに貧乏の苦しみを与えることに、必ずなります。
人のことを、決して、悪く言ってはいけないのです。
人のことを悪く言った場合は、必ず、それは、自分のところに返ってくるのです。
自分の言葉には、十分、気をつけてください。
最近は、「勝ち組、負け組」という言葉が流行っているみたいですが、
しかし、人生には、勝ちも負けもないのです。
人生は、魂の修行をするためにのみあるわけですから、
年収が多い人でも、年収が少ない人でも、
人それぞれに、神から与えられた魂の成長のための試練があるだけで、
勝ちも負けも全くないのです。
そして、勝ち、負けという物の見方は、
一方が得をして、一方が損をするということです。
つまり、誰かが不幸にならなければ、
自分は幸福にはなれないといったことです。
アイアラシの法則は、こういった競争原理を超越した法則です。
一方が得をしたならば、もう一方も得をする。
自分が幸福ならば、他の人も幸福にする。
自分が幸福ならば、他の人にも、その自分の幸福を分け与えて、
そして、他の人達も幸福にする。
アイアラシの法則は、大いなる愛に満ちた法則なのです。
合 掌