神様へのお祈りのし方




それでは、神様(至高のお方)へのお祈りのし方について、
お教えしていきたいと思います。

まず、神様のことを、思いきり、褒めてください。
神様のことを、大袈裟に褒め称えてください。
いくら大袈裟に褒め称えたとしても、大袈裟すぎるということはありません。
神様のことを、目一杯持ち上げてください。
それから、自分のことは低くしてください。
自分のことは、あくまで謙虚に控えめにしてください。
自分のことは、極限まで、低くしてください。
低過ぎるくらいに自分のことを低くして、神様と向き合ってください。
神と自分との落差があればあるほど、
神の恵みが、自分に降り注ぎやすくなるのです。
神様のことを目一杯持ち上げて褒め称えて、
そして、自分のことを目一杯低くすることが、
神様へのお祈りのし方の基本です。

それから、神様に対しては、自分の悪いものや醜いものを与えてはいけません。
神様に対しては、自分の中の良いものや美しいものだけを、
捧げるようにしてください。
現在の世の中は、ありのままの自分というものは肯定されますが、
でも、神と向き合う時には、ありのままの自分では、絶対にダメです。
神への道は、細い道なのです。
ですから、身も心も、きれいにして、
きれいな自分だけを、神様に捧げなさい。

日本人の大多数の方々が、神への正しいお祈りのし方をご存知ではありません。
日本人の大多数の方々は、神にお祈りをする時に、
自分の願望をお願いしてしまいますが、
神様は、あなたの願望を成就させるためにいらっしゃるわけではありません。
神には、偉大なるご計画というものがあって、
そのご計画に反するような願い事は、絶対にかなえてはくださらないのです。
神様には、1人1人の人間に、1人1人の魂の成長のために、
練り上げられた偉大なるご計画があるのです。
ですから、神に自分の願い事をお願いするなどということは、やめなさい。
それに自分の願い事を祈るというのは、神を愛する行為ではなくて、
その願望が成就されることを愛しているだけのことです。
自分の願望や欲望を愛しているだけで、
神様のことを愛しているわけではありません。
ですから、まず神様のことを、愛しなさい。
神様のことを、力の限りに、思いきり、誠実に、魂を込めて、愛しなさい。
(しかし、願い事も、ほんの少しだけならば、かまわないと思います。
本当に誠実な願い事を1つか2つだけ、心を込めてお願いしてみてください。)

神への祈りで、最も大切なことは、神に対する愛です。
そして、その次に大切なことは、神に対する感謝です。
つまり、神への祈りとは、
神を愛することであり、
神に感謝をすることであるのです。

いつでも、どこでもかまいませんから、
1人きりになって、
目をつぶって、手を組んで、心をこめて、
神様に、愛と感謝を、言葉で捧げなさい。
言葉で、愛と感謝を捧げるということも容易なことではありませんが、
でも、無言で、愛と感謝を捧げることの方が、よっぽど難しいことです。
別に、声に出して言う必要はありませんが、
心の中で、神様(至高のお方)に話しかけてみてください。










神様へのお祈りのし方(実例)




神様(至高のお方)、あなた様は、とてつもなく偉大なお方です。
神様、あなた様は、偉大なる宇宙の創造者であられます。
この地球やその他の星々をお造りになられたのも、
全ては、あなた様の偉大なる叡智からです。
あなた様は、本当に偉大なる知恵者であられます。
そして、神様、あなた様は、宇宙の偉大なる支配者でもあるのです。
この世の中は、あなた様の偉大なる権力と能力によって、
あなた様の思い描いた通りに、全ての物事が運んでいくのです。
私は、あなた様のその偉大なる権力と能力を褒め称えます。
そして、神様、あなた様は、本当に慈愛に満ちたお優しい方でございます。
あなた様のその思いやりの深さは、
常人の想像を遥かに超えた偉大なる愛があります。

私は、何者でもありません。
私は、何もできません。
私は、ただ偉大なるあなた様のために、
一生懸命に働く、1人の下僕に過ぎません。
あなた様は、偉大。
そして、私は、永遠に、あなた様に仕える下僕であり続けます。

神様、私は、あなた様のことを愛しています。
私は、真剣に、あなた様のことを愛しています。
朝目が覚めてから、夜眠るまでの間ずっと、
あなた様のことを想い続けております。
私は、いつでも、あなた様のことだけを考えています。
私は、いつでも、あなた様に夢中です。
私は、あなた様のことを、真に、お慕いいたしております。

神様、今日も、私に素晴らしい1日をプレゼントしてくださったことを、
感謝いたします。
神様、今日も、無事に過ごすことができましたことを、
感謝いたします。
今、こうして、私が、生きていられるのも、
全て、神様のお陰です。
神様、ありがとうございます。
神様、ありがとうございます。

神様、これからも、私のことを暖かく見守っていてください。
神様(至高のお方)、これからも、よろしくお願いいたします。

アーメン


※アーメンーamen、ヘブライ語で、「まことに」「真実に」という意味。
「今の言葉は、真実です。」ということを言い表す、決り文句です。
このamenという言葉には、物凄い力があります。


※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。




合   掌























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