完全思考停止の時は、性欲は起こらない




「完全なる思考停止状態の時は、性欲は起こりません。」
性欲や性的衝動、性行為等々は、人間的なものではなくて、
動物的なものではありますが、
でも、それらは全て、人間の脳を通してこそ、得られるものなのです。
脳が働くことによって、
人は、性欲が湧き上がり、
性的衝動が起こり、
そして、性行為を行うのです。

つまり、性欲をなるべく抑えて、禁欲を保つためには、
思考停止状態の時間を、なるべく長くしていけばいいということです。


「アイアラシの法則に帰依します」という言葉を、
１００回、心を込めて、声に出して唱えるならば、
１分程度は、完全に思考は停止するはずです。
（もしも、思考が停止しない場合は、心の込め方が足りないということです。）
（１００回唱えても、十分に心を込められなかったと感じた時は、
１１０回でも、１２０回でも、心を十分に込められるまで、唱えていいです。）

「アイアラシの法則に帰依します」を唱える時は、
まず、至高のお方に絶対的に帰依しますといった心で、唱えるのです。
それから、様々な法則、様々な教え、様々な戒め等を頭に思い浮かべて、
それらを完全に守る、それらに完全に帰依するといった心で、唱えるのです。


もちろん、「アイアラシの法則に帰依します」を唱えるだけではなくて、
さらに、瞑想へと繋げていくのがベストです。
私が色々と試してみて、最も良いやり方だと思うものを、
以下に記します。

まず、三位一体の写真の前で、
目をつぶって、１００回心を込めて唱えて、
唱え終わった後も、思考停止状態が続いている間は、
そのまま目をつぶったままでいてください。
そして、思考停止状態が終わり雑念が湧いてきたり、
或いは、思考停止状態は続いているけれども、
自分の首が勝手に上下に振れるようになったとしたならば、
目を開けて、まず、原爆ドームの写真を見て、瞑想を行ってください。
（数秒から数十秒程度で十分です。）
そして、平和祈念像の写真を見て、数秒から数十秒程度、瞑想を行い、
それから、トランセンデンタル・ピクチャーの瞑想に、入ってください。
（瞑想中、雑念が湧いてきても、それに捉われないようにして、
なるべく無思考の状態をキープするようにしてください。）
トランセンデンタル・ピクチャーの瞑想はできるだけ長い時間、続けてください。
長い時間続けて、深い、高い境地にまで行ってください。
深い、高い境地に行けば行くほど、
性的な低い段階には、降りていき辛くなっていきますから。


「アイアラシの法則に帰依します」は、毎日、唱えてください。
もちろん、瞑想も、毎日、行ってください。
そうしていけば、段々と、
思考停止状態を保つコツのようなものがわかってきますから。
そうなれば、「アイアラシの法則に帰依します」を唱えないで、
瞑想を行ったとしても、
思考停止状態に入れるようになってきますから。
それから、瞑想を行わない時も、
自由自在に、思考停止状態に入ることが
できるようになってきますから。


完全思考停止状態というものは、
サヴィカルパ・サマディー、
ニルヴィカルパ・サマディー、
サハジャ・サマディー、
等のサマディーにおいて、
必ず、得られるものですから、
思考停止状態を多く経験することは、
悟り、サマディーへと近付いて行くための
非常に有効な方法だと思います。


※至高のお方ー宇宙の至上神・天地の偉大なる創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも、同義です。




合　　　掌