瞑想の時間は、神に決めてもらう




スリ・チンモイの瞑想は、どのくらいの時間行うのがいいのかというのは、
とても判断が難しいところです。

私が見たところでは、一般に、瞑想初心者は、瞑想をやり過ぎてしまう、
自分の能力以上の時間、瞑想を行ってしまう傾向があると思います。
そして、ベテランになればなるほど、無理はしなくなりますから、
自分の能力に比して、瞑想の時間は、
少なくなってくる傾向があると思います。
しかし、そのベテランの人達の瞑想の時間が少なかったならば、
霊的成長も、少なくなってしまうのです。
(だから、スリ・チンモイの弟子達は皆、悟りを開くことができないのです。)
本当に霊的に成長したい、悟りに近付きたいのであれば、
自分が持っている能力のギリギリの時間、毎日瞑想を行った方が、
霊的にも成長し、悟りにも一段と近付いていくことができるはずです。


それでは、前置きはこのくらいにして、
私が実際行っている方法をご紹介致しましょう。

瞑想の時は、ストップウォッチを近くに置いておきます。
瞑想中に、時々、横目でストップウォッチを見て、時間を確認してください。
そして、20分が経過した時点で、
(20分という瞑想の時間は、ある程度恍惚の状態に入れる最低限の時間だと思います。)
例えば、瞑想が終わったならば、次は、
パソコンを見ようと思っていた場合は、
そのパソコンを人差し指(または小指)で指差してください。
(手や指だけを僅かに動かして、体は動かさないように。)
そして、自分の首が縦に振れたならば、
その時点で、瞑想は終わりにしてください。
しかし、自分の首が縦に振れないで、
横に振れた時は、瞑想を続けてください。
例えば、瞑想が終わったならば、その部屋を出ようと思っていた場合は、
そのドアを人差し指(または小指)で指差してください。
(手や指だけを僅かに動かして、体は動かさないように。)
そして、同様に、首が縦に振れたならば、瞑想はやめて、
首が縦に振れない時は、瞑想を続けてください。

これを、25分、30分、35分、40分・・・・
と5分おきに行っていってください。
(しかし、律儀に5分おきに行う必要は、必ずしもありません。
自分が恍惚状態に入っていて、まだまだ瞑想出来ると思ったならば、
指差しは行わないで、そのまま瞑想を続けてください。
そして、自分の限界に近付いてきた時間になった時に、
初めて、指差しを行うようにすればいいのです。)

重要なことは、この自分の首の動きの指示には、
絶対に、逆らってはいけないということです。

つまりは、どういうことかと申しますと、
瞑想の時間は、神様(至高のお方)に決めてもらうということです。
http://aiarashi.lovin.ch/willofgod1.html
神は、私達の瞑想の能力、受容能力を、正確に把握しています。
そして、神は、私達がどういった生活を送っているのかといったことも、
何から何までご存知のお方なのです。

例えば、今日は仕事で物凄く忙しくて、あまり瞑想の時間が取れないといった時は、
神は、私達に、長時間の瞑想を強いることは、決して、ありません。
そういった時は、神は、
ごく短い時間だけ瞑想を行うようにと、導いてくださるのです。
(そういった時は、20分待ってから指差すのではなくて、
もう少し早い10分、5分、3分位から指差ししてもかまいません。
それから、指を差す間隔も、5分おきではなくて、
1分おきくらいでいいと思います。)


それから、どうして、指差しして、神に、尋ねるのかと言えば、
例えば、瞑想中に、「神様、今の瞑想は続けるべきですか?」
などと言葉で尋ねたとしたならば、マインドが働いてしまいますから、
せっかくのハートで行っている瞑想が台無しになってしまうからです。
指だけを動かしている分には、マインドはそう働きませんから。


それから、瞑想が終わったならば、
パソコンを見ようと思っていたとか、
部屋を出ようと思っていたとかといったことも、
自分で勝手に決めてしまわないで、
瞑想を始める前に、
神のお写真に、よく尋ねて、
確認をされてください。



自分勝手に瞑想の時間を決めるのではなくて、
神(至高のお方)に決めて頂くのが最も良いというのは、
至極当然なこと、ごく当たり前のことであるのです。

この教えを読んで、スリ・チンモイの弟子の方達も、
スリ・チンモイの弟子ではない方達も、
至高のお方の御意志に従って、
毎日の瞑想を行う時間を、決めるようにしていかれてください。

そして、実際に、悟りを開いてください。


※至高のお方ー宇宙の至上神・偉大なる天地の創造主・Supremeのこと。
クリシュナは、親しみと尊敬の気持ちを込めて、神様のことをこのように呼びます。
主・天の父・ヤハウェ・アッラーも同義です。




合   掌























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